4クール目の退院から5クール目の入院までは、今回、3週間以上ありました。
お盆、家族旅行、子どもの吹奏楽コンクール、文化祭、いろいろな行事をこなして、Nさんは5クール目の治療のため今週の月曜日に入院しました。
8月の終わり、いつものように、Nさん,Sさん、そして私の3人でランチに出かけた。いつもはSさんの車だけど、今回は私の車で、少し離れた鳴門の海が見えるところまで行った。
水揚げされた魚がそのまま調理されて出てくる、漁港の食堂で私たちは昼食をとることにした。
混んでいたけど、おしゃべりをして待つには、そう退屈しないくらいの時間だった。
どれを食べようか迷ったあげく、Nさんは、また病院で生ものが食べられなくなるから、海鮮丼を選んだ。
ー私もNさんが入院している間はコーヒー断ちしてるから、退院したらコーヒーがどんどん減っていくよ。
「もう、そんなことしたら胃がわるくなるんとちがう」
Nさんが、いった。苦笑い。
店の後ろは、すぐ海。
私たちは食事のあと、「さんぽ道」と書かれた案内を頼りに、防波堤の先に出た。
澄み渡った空、どこまでも続く海。
しばらく、ことばがでなかった。
みんな、きっと、この日の海の青さを忘れないだろう。
人間は、この海の広さに比べればちっぽけな存在だけれど、「生きている」ということは、本当にかけがえのない幸せ、、、「奇跡」なんだと。
この日の夜、「24時間テレビ」でガンと戦った女性の実話のドラマがあった。
ー今、テレビ見てます
「私も見てる。去年までは他人事だったのに、、、、」
ー今日、ランチ食べに行けたのも、海が青かったのも、こうして出会えたのみ、みんな奇跡なのよ。
ありのままに、、、の歌詞が頭に浮かんだ。
あるものを受け入れ、ありのままに生きる
今日もまた、大切なことをNさんが教えてくれた。
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